なぜ僕はここにいるのだろう。抱えた頭は物理的な痛みではなく、現状という精神的な痛みによってもだえる。 「前を向け周。そして、胸を張って歩け」 横にいる都和は人懐っこい笑みを浮かべ僕を攻め立てる。 門をくぐりぬけた僕は下を向き、お腹を前に出して項垂れながら一言。 「女の子になったからって、姫小百合女学園に編入する意味がわからないんだけど……」 「男ならハーレム作るとかはどうなんだ?」 「僕は……枯れているもんで」 「その歳でかよ!」 昔、某小説サイトで書いていたものをリメイク。シナリオを変えて完結しなかったから完結を目指し、ゆっくり目に更新予定。
更新:2016/7/19
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