《神樹六家》。神話の神々の力をその身に宿し、超常の力を操り、人知れず《樹魔》という怪物と戦い、世界を守る宿命を背負った者達。 英雄に憧れる少年、赫世レンヤは――六家の一つ《赫世》であり、魔術師だ。彼は幼い頃自らの命を救ってくれた英雄に憧れ、自らの英雄になることを目指していた。 そして、幼馴染である少女、御巫ヒマリを守ることを誓っていた。 その誓いが――世界を滅ぼすとも知らずに。 ヒマリは、いずれ世界を滅ぼす力を持っていた。世界を守るには、彼女を殺さなければならず、彼女を守るには、世界を滅ぼさなければならなかった。 レンヤは選択した。世界かヒマリか。ヒマリを選び、世界を滅ぼした。 ――この物語は、世界を滅ぼした、その後のお話。 ――世界を滅ぼした少女の、■の物語。
更新:2017/5/26
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