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作者:四谷軒

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作:四谷軒

西の桶狭間 ~毛利元就の初陣~ - rising sun -

永正十四年(1517年)、安芸(あき)(広島県)は、動乱の最中にあった。 安芸は、周防(すおう)(山口県)の大名・大内義興の支配下にあった。が、その大内義興が天下人となるため、将軍・足利義稙(あしかが・よしたね)を奉じて上洛している間に、安芸武田家・武田元繁が反乱を起こす。 安芸武田家は安芸守護代の家柄であり、武田元繁は出雲(いずも)(島根県)の戦国大名・尼子経久と手を結び、安芸を手中に収めようとする。 怒り心頭の大内義興は、京から、安芸の国人(地域領主)の盟主である毛利興元に対し、武田征伐を命じた。 興元は善戦し、武田方である有田城を攻略するが、しかしその時――興元は急死してしまう。 武田元繁はこの機を逃がさず、五千の大軍を集め、毛利家に対して攻勢に出る。 毛利興元の子・幸松丸はわずか二歳であり、主君である大内義興は京から引き返すことができずにおり、毛利家は、絶体絶命の危機にさらされてしまう。 そして――勢いに乗る武田元繁は、配下の猛将・熊谷元直に、毛利家の領地である多治比への侵略を命じた。 その多治比を守るのは、故・毛利興元の弟であり、まだ初陣もしていない、弱冠二十歳の若者であった。 名を――多治比元就といった。 のちの毛利元就である。 元就は少ない兵数で戦いに挑むが、兄の友人・長井新九郎(のちの斎藤道三)の力を借り、また、密かに想いを寄せる姫武者・吉川雪の助けを得て、熊谷元直を退ける。 やがて毛利本家、吉川家の援軍が加わり、千を数える兵を率いることになった元就は、まず武田家本隊から分離した熊谷元直を討つ。 激昂した武田元繁と、中井手川を挟んで対峙する元就。 五千対千の戦い、しかも武田軍は五つの部隊に分けて、波状攻撃を仕掛けてくる。 ところが元就は、その五つの部隊を一つづつ相手をし、ついには武田元繁自らの攻撃を誘い、討ち取ることに成功する。 ――このことにより、この戦いはこう呼ばれる、「西の桶狭間」と。

更新:2021/8/13

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