今年の夏は何もない。 押しつけられる形でもう既に亡くなった母方の祖母宅への帰省を命じられた私。家のメンテナンスを兼ねて、祖父母の遺影と共に帰省するのが毎年の我が家恒例行事なのだ。 何もない夏に何もない場所。ゴロゴロ過ごしている私の元に一件のメッセージが。「『夏を満喫してまーす』の写真撮らない?」そんなメッセージから始まる夏。 今年の夏は何もない。だけど、私たちは同じ太陽の下で一生懸命生きているんだ。それは変わらずある。 銘尾 友朗さま 「夏の光企画」参加作品です。よろしくお願いします。 エブリスタにも重複投稿しています。
更新:2020/8/8
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