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タグ:勇者はいません
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コミカライズ
作:飛騨牛・牛・牛太郎
ここはよくあるファンタジーな国。 人間の国である「王国」とモンスターの国である「闇の国」は長いこと戦争を行っていた。 そんな時、王国にて考え出されたのが 「勇者を召喚し闇の国の王である魔王を倒すことでこの戦争を終わらせる」 というファンタジーではよくある計画。 お約束なファンタジーならこの計画は承認され実行に移されたと思うだろ? そうじゃないんだ。一度承認はされたが凍結され行われないはずだった。 はずなのになぜか実行されてしまったんだよ。 おかしいだろ その結果として、その召喚魔法を実行したお城の魔法使いたちを 「闇の国との戦争ももう終戦する予定って新聞にすら書いてあるだろ。お前その魔法を使う前に少しはおかしいと思わなかったのか。役人脳が。すこしは考えろ。新聞くらい毎日読め」 とこの国の魔法使いで一番えらく、城の中では中間管理職な魔法使いが長々と怒鳴りつけ 「しかない。私が王様にご報告する。君、一緒にきてくれないか。お前らはそこでおとなしくまってろ。全くもう。早く引退したいなぁ」 と間違えて召喚してしまった青年とこの国で一番偉い魔法使いが王様の執務室にむかった。 これが話の始まりである。
更新:2020/11/14
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