唐突に自分が乙女ゲームの主人公だと理解しました。正直に言って、乙女ゲームをリアルに体験するのはごめんです。ゲームはゲームであるから楽しいのです。画面越しでお願いします。しかし、此処が『響盟のはな』の世界であると知った以上、どうしても叶えたい願いが出来ました。その為に、私はそのゲームの舞台である「響盟学園」に足を踏み入れたのです。きっと其処には、私の大好きなあの曲が溢れているはず! ――そう思ったのに現実は甘くありませんでした。それでも、私は諦めません。ピアノの君、どうか、その旋律を奏でてください!
更新:2014/6/4
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