馬庭篤哉は、クラスの嫌われ者だ。 陰気な容姿、嫌味な発言、陰湿な思考。 いじめられはしないが、皆から嫌われて学園生活を送っていた。 ある日、クラス全体が異世界に召喚され、勇者として選ばれたと告げられる。 クラスメイトが勇者を拝命する中、篤哉は勇者に相応しくないと言われ【勇者不適合】の烙印を押されてしまう。 処分されそうになったのを助けたのは、【涜職卿】の渾名をもつ大臣カルテだった。 「この国を救うのは勇者ではないぞ。ワシとお前だ」 「国が滅びようがどうでもいいけどな。まだ腐りきっちゃないなら手助けくらいはしてもいいか」 無気力の底に熱を隠す少年と、真の愛国心を秘める汚職大臣の物語。 カクヨムでも連載しています。
更新:2022/3/11
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