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3.5
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~あらすじ~ 

田上優里は、17歳の春。

友達の亀ちゃんの好きな人「田川」君と同じクラスになって隣の席になる。

最初は亀ちゃんの好きな人だから……と、恋愛のキューピットになるつもりで田川君と仲良くなった。でも、一緒に時間を過ごすうちに、段々と田川君の明るくて優しい人柄に惹かれ始めてしまう。

でも、優里には密かに付き合っていた彼氏がいた。何を考えているのか分からない彼に疲れていた優里は、段々と田川君の優しさと明るさに救いを求めるようになってしまう。そんな優里に、田川君が「悩みがあるなら聞くよ」と、声を掛けてきた。「田上は、なんでも一人で背負い込もうとするからな」優里の気持ちを掬い上げてくれる田川君。でも、田川君は亀ちゃんの想い人で……。

タイプの違う二人の間で揺れ動く優里。

彼女が選ぶのは……


~感想~

30ページまで読んだ感想になります。


主人公の一人称で物語が進む。

明るく元気な主人公に好感が持てる。主人公が嫌な子だと読者はついていけないので、ヒロインの田上優里のキャラクターは好感度が高く、応援したくなるキャラクター。

主人公の彼氏(一人目のヒーロー)である長塚は当初、主人公に対して冷たい印象を受けたが、思春期特有の男の子が持ち合わせる、彼女に対しての照れやどう接したら良いのかという戸惑いであったことが、本文を読み進めて行くうちに理解出来た。

もう一人のヒーロー役である隣りの席の田川君も好きな子にちょっかいをかける、男の子の不器用な面と優しい面が見えた。

設定したキャラクターが生き生きと描かれているのが良かったと思います。


物語の1/3の読了でしたが、エピソードからも主人公の切なさや喜びが伝わってくる内容でした。特に遊園地に遊びに行ったシーンはとても自然で、ふたりの緊張する様子が、友達に偶然出会う事によって、実況されて、読者にわかりやすい構成。長塚の普段そっけない面と優しい面も上手く描かれていました。


会話のつなぎの地の文を工夫されるともっと読みやすくなると思います。

asato umi

登録:2022/8/7 09:35

更新:2022/8/7 15:34

こちらはasato umiさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。

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4.0
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asato umi

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4.5
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asato umi