あらすじ
小学3年から高3の今まで友人関係を続けてきた、りくろーとマナには「二人だけの秘密」があった。
近所の神社にまで足を運ぶと、そこで互いが持ち合わせている不満を、朝まで語り合うのだ。
しかし、その「友人関係」もマナに彼氏が出来た事で、おかしくなり……。(あらすじ引用)
主人公 陸郎の1人称で物語は進行していく。
田舎に住む高校三年生の幼馴染のふたりの恋物語。
冒頭のふたりのやり取りは、良い意味で何もない田舎のゆったりとした空気感が伝わりとても良い雰囲気です。
幼馴染の男女という、近くて遠い存在。果たして、自分にとっての大切な人は誰なのか?
マナと陸郎、若さゆえのボタンの掛け違いやタイミングの悪さ、気持ちの行き違いにノスタルジーを感じました。
共感できる方も多いのはないでしょうか?
話しの流れも自然で、希望の持てるハッピーエンド。
読後感も良い物でした。
登録:2022/8/19 14:08
更新:2022/8/19 14:10