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千年王国978年目、崩壊の前兆と愛について

神聖なる悪魔の書

かわいい悪魔と厳しい天使たちが紡ぐ、とっても残酷なお話です。 ……すみません、大嘘です。めちゃめちゃ深い話です。 登場するキャラクターの多くがセックスします。 これは困ります。性別を超えてセックスしまくるのです。 人間じゃなくても、身体がなくてもするんです。 テーマは「愛」。とても困ります。マジで神様ってなんなんですかね。 唯一神の世界って、突き詰めて考えたらこんな感じなの? 確かに「道徳」ってのは人間が産まれる前からあったわけじゃないけどさ。 天使も悪魔も完璧な存在のはずなのにみんな悩みまくって、暴れて、セックスする。 中にはセックスしない存在もいます。でもたいていします。 そして、この書には全てがある。 幸せとは何か? 体とは心とは、異性とは自分とは何か? 美とは智とは魂とはなんなのか? なぜ私は嫉妬し、何をもって誘惑にかられ、どんな存在に無償の愛を注ぐのか? 自由とは? 運命とは? 完全とは? 最後の章までたどり着いたとき、あなたは世界を形成する理を俯瞰してみることができるようになっていることでしょう。 そして最終話。この『神聖なる悪魔の書(かわいい)』を手にして良かったと思うはずです。きっと。

5.0
0
叶良辰

エリート変人と麗しき変人の奇妙な契約

✳︎←な関係が非常に爽やかに描かれています!

作者は変態さんです。 フィクションを書く以上、想像力を駆使することは当然ではありますが、それだけでは限界があります。読者にリアリティを嗅ぎとらせられる文章に仕上げるためにはやはりそれなりの実体験がなければ書けないものです。 前置きはさておき、ですが、私はノーマルな部類に入る人間で、BLものは苦手と言いますか、これまであまり読んだことがなかったんですね。なんだか想像するだけで背筋が寒くなる思いをするというか、ケツの穴がキュってなるというか……。 そんな私が最後まで目を離さず、クリスマスにラストを見届けようとしてしまったのが今作です。本当の事を言ってしまえばやはり、要所で背筋が凍りつきましたし、そのあとトイレにも行きましたけど、それでもやはりこれは最後まで読まねばならない、そんな強い気持ちにさせられるお話でした。登場人物のベクトルがいろいろな方向を向いているのですが、それぞれに味があるんですよね(ちなみに私は野田さんが好きでした)。 私同様ノーマルな皆さんも、この「未知の世界」を是非、覗いてみてください。

4.5
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叶良辰

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