ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

検索条件

Page367

条件をリセット
詳細条件で探す

読み専がカクヨムに登録してみた。

とある『読み専』の生々しい考え方が伝わるエッセイ。

 どのお話も興味深く、感心や共感に頷いたりしました。  思っていることが簡潔にまとめられていて読みやすかったです。 ーーしかし、ここではあくまでも『一人の読者』の考え方が書き連ねられています。  全20話(約1.7万字)を読み終えたあと、同作者の『ほかのエッセイ』も読みました。  その上で、この方はだいぶ過激で極端な類の読み専だと感じます。  自分とはまったく違う、苛烈だ、と感じる部分にはとても驚きました。  坊主憎けりゃ袈裟まで憎いタイプだというこの作者さん。  こちらのエッセイはかなりマイルドです。  しかし少々の毒があり、人によっては多少打ちのめされるかもしれません。  多くの読者は作品の裏にいる作者のことを考えることはあるのか? 「第15話 素性など知ったことではない。」のラスト3行には、そこはかとない恐怖を覚えました。  けれど歯に布着せぬ見解だからこそ、作者・読者ともに読む価値はあると思います。  私には毒を含む言葉を書く勇気がありません。  そのため、率直に自分の見解を述べる姿勢は尊敬できると感じました。

5.0
2
mochi*(読み専)

奈落の神の福音【3月31日 消去予定】

SF&オカルト&ミステリー&ホームドラマ&アクション

 ジャンルをどれにくくるか難しそうな作品ですが、どんなジャンルであろうとも、そこに人が生きているのなら、それは全て人間ドラマではないかと気付かされる作品。何かのジャンルに括るなら、舞台的にはSFにするしかないという感じでしょうか。  科学で色々な不可思議なものが解明されている時代にあって、絶滅危惧種の最後のファンタジーともいえる呪術師と共に、日本が世界に誇ほこる船上都市「オルカ」というSF都市で起こる各種事件の解決と、それに関わる人々の物語。  主人公は呪術師の江破鏡子、もう一人の主人公ともいえる百目鬼由佳を主軸に進みます。呪術師というからどんなクールなキャラと思いきや、作中一番能天気そうな明るいキャラだというギャップがすごいです。  こんな感じで登場人物の個性が際立っていて、彼らが彼らであってこそという場面も多く、それぞれの傷と向き合いながら事件を乗り越えていき、やがて面倒な敵に立ち向かう事に。  霊を取り扱う物語のため、命に向き合うべきシーンも多いですし、人が生きるという事、生きている事で成し遂げよう足掻いてしまう事柄。業と呼ぶにふさわしい魂から突き上げて来るような衝動に、登場人物は従いながら生きていく。  生と死。人生と歴史。理想と現実。  自分自身と向き合い、こうあるべきだと貫く強い意思。    読後に色々な想いを馳せさせる名作です。

5.0
0
MACK

最近の「いいね!」

小説家になろうファンタジー短編完結

魔法少女になるからわたしと契約してよ

法律ヤクザな魔法少女

オチにニヤッとするが、私もこんな魔法少女はイヤだ。 短編小説に定評のある燦々SUN氏の作品で、安定した文章と構成は安心して読める。 「わたし、魔法少女コントラクターまりん! 父は弁護士母は詐欺師。愛読書は六法全書! 今日も、無法地帯出身の蛮族達に契約の恐ろしさを教えちゃうゾ☆」(本文より引用)

小説家になろう恋愛書籍化コミカライズ連載:67話

ガリ勉地味萌え令嬢は、俺様王子などお呼びでない

人は見た目じゃない

第一部は俺様王子編。 傲慢俺様なイケメン王子が『良い』と思えるのは、ヒロインが王子のことを好きになることが前提かつ、ヒロインとのふれあいで傲慢で俺様なだけではない王子の奥底にある良さ等が見えてくるからであって。 ヒロインに好きな人がいて王子のことはこれっぽっちも好きではない場合、権力と自身の魔法の力に物を言わせて人の話を聞こうともせず迫ってくるような俺様っプリは、『キュン』とするどころか『ただただ壮絶に面倒くさい』としか思えないんだな……と乙女ゲーマーとして目から鱗が落ちる思いがした。この手のタイプは乙女ゲではわりとメイン攻略対象として存在するので……前提と視点が違うとここまで意味合いが変わってくるのか……と。 王子の言動と彼自身が迷惑でしかないヒロインと、王子に憧れているヒロインの友人との会話での分かりやすい見え方の違いにめちゃめちゃ納得した。 第二部は俺様王子の弟の腹黒王子編。 第一部は学園内でことが収まっていたけれど、第二部はガッツリ王家が絡んできてヤバさが一段とアップ。 人の話を聞かない第一王子の次は、やはり人の話を聞かない第二王子に王妃と、この国の行く末が非常に不安になる。 が、番外編で第三王子が登場し、なんとかなるのではないかと一息つける。 物語全体を通して会話のテンポがよいので読み進めやすく、最初から最後まで一気に楽しく読めた。 いつも全力で好きを押し出すシャリーナと、困惑しながらも段々惹かれていくリオルの二人が可愛い、物凄く可愛い。 見た目は地味なガリ勉少年で、しかも魔法が使えないという欠点があるけれど、シャリーナの為に己が頭脳と持てる力を全力で使って戦うリオルは本当にカッコイイ。

小説家になろう恋愛連載:154話

絶対呪ってやるからな!【番外編更新中】

暴走沸騰系女子・メイジーによる!拳で☆母を探して。 第一の手段候補は呪いのモトを手に入れる事から

下町で元気に給仕に励む母子家庭の子メイジーは、サバサバした赤毛美人。だがある日突然、下町を謎の高級馬車が走り去った後、家の部屋は血だらけで、もぬけのから。どうも母は攫われたらしい?メイジーは誓う。絶対許さない!下町の隣人たちの諫言をお供に、ちょっぴりニワト…たんじゅ…激怒したメイジーはノンストップで暴走を始める。貴族にツテ?下町にあるわけないじゃ無い!そんな時は呪いがマストって聞いたわ!材料を取りに行くわよ!← これは、たいがい拳で解決しようとする(注・うら若き女性です)メイジーをひょんな事で知り合った美麗な兄と妹が必死に止める?物語。 竹を割りまくってもうスパーン!スパーン!言ってそうなメイジーが爽快。 悩んでる事が小さくかんじる…よしがんばろ!と思わせてくれる、ストレスが飛んでいく小説です。2024年3月中旬の更新ここ数話で、お母さまと再会した今が読み始めるチャンス!