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時をかけるトロ

笑いながら読んでいたのに、後半は感動と希望を感じる良作

【読む前の印象や予想など】  このあらすじの書き方はとても想像力を掻き立てるものだと感じる。  時代ごとタイムスリップしてくるのか?  それともトロが江戸時代と大正時代を越えてきたのか?  二つの予想がつけられるからである。  ここで、トロをどんな存在だと想像するかによっても更に想像が広がると思う。  読者にとって想像力と好奇心を刺激するあらすじだと感じた。  しかしながら、タイトルは”時をかける”なので時代も一緒にやってくるということはなさそうである。 【物語は(どのように始まっていくのか?)】    出だしからびっくりの展開で、まさかそんなところにトロがいるのか? と吹いた。主人公の元へやってくるとは分かっているが、何処に来るのかは明かされていないのでインパクト大、衝撃的である!  感じ方は人それぞれだろうとは思うが、自分は十分惹きつけられた。  主人公の元にやって来たトロ。それは主人公にとっても衝撃的であったようで、現代らしい反応を彼がするのが印象的である。このようにして衝撃の出会いを果たした二人のエピソードは始まっていく。  【良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど】  トロの初セリフが好きである。  時代を越えてきたというだけあって、今の文化を知らないと考えると”過去から来た”ということにリアリティを持たせていると感じた。  これはコメディなのだろうか?  トロが全体的に面白くて魅力的である。  感情移入というか、主人公の立場に立ってトロの話しを聞くことの出来る物語。それは恐らく、年代関係ないと思われる。  あっけにとられたり、驚いたり、笑ったりと感情を動かされるところも好きである。  最後まで読むと感動するし、メッセージがたくさん詰まった良作だと気づく。 【作品の感想】  初めは笑ったりびっくりしたりして読んでいたのだが、何故トロだったのかその理由がわかったところで、凄く感動する。  4000文字の中に詰まった物語は、凡人で何も持っていないと思っている人々の背中をそっと押すことが出来るだろう。  トロが主人公の疑問や不安、不満に対して明確な答えを与える。  主人公の想いは年代を越えて、共感を呼ぶと思う。 【物語の見どころ】    やはりトロが主人公の疑問に分かりやすい例えで説明する部分が一番の見どころだと思う。コメディなのだろうか? と前半は笑いを誘うのにも関わらず後半に感動を呼び、主人公が前向きに自分らしく歩んでいこうとするきっかけを作る。  短編として構成も巧く、感情を揺さぶる物語だと感じた。  あなたもお手に取られてみませんか?   ある日突然やってきたトロが主人公に残したものが何だったのか、その目でぜひ確かめてみてくださいね。お奨めです。

5.0
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crazy's7

俺の幼馴染みは戦場の女神になれない

意外なところで繋がる彼らの糸。どのように解決に導かれるのだろうか?

【組み合わせ・舞台】 長年片想いで一筋なモーリス(だが非童貞)とツンデレ拗らせて素直になれないサリー  舞台は現代から一千年後の世界。  高度な文明を築いていた人類は、突如として現れた大自然の化身によって滅ぼされた。人々は住むところを追われ、細々と生きていくしか道はなかったようである。  だが一千年前、ある神の齎したものにより戦況は変わる。  人間は諦めるしかなかった現状に、希望の光を見たのだろう。  魔法の使える世界であり、人間たちは手に入れた力により異形の獣(魔物)と戦っている。 【物語の始まりは】  ピンチに陥ったモーリスの元へサリーが助にくる場面から始まっていく。  そこから世界観や戦闘に関するシステム、二人の性格の分かるエピソードが語られていく。 【主人公たちと登場人物について】  モーリスは一途なのが伝わらないほど、軽い感じの印象。ポジティブな考え方をし、それを口にするものの本心までは分からない。もしかしたら相手の冷たい反応に対し、心の中では落ち込んでいるのかもしれないと、思っていたが読み進めるとちょっとズレたタイプであるということが分かってくる。  よく言えば恋は盲目。悪く言えば、周りが見えていないタイプのようだ。  サリーに関しては、塩対応という印象。それでも冷たいというわけではなく、態度に出さないタイプというのが近いと思う。心配はしているはずだが、普段からこういうやり取りをしているなら、なかなかその時だけストレートな反応というのはできないものだと思う。 【物語について】  この物語は戦闘シーンから始まっていくが、戦いなどがメインではなくモーリスが怪我をしたことにより、次々といろんな問題が連鎖して起きる物語である。  主人公のモーリスはケガによりしばらく療養することとなった。その間、候補生の一人に異変が起きる。その彼はモーリスのケガの原因に関係していたため、彼が責任を感じているのかと思い話を聞くことに。  しかし彼が集中できなくなっていたのにはもっと別の理由があったのだ。  このままでは良くないと、彼の問題に関し調査に乗り出すが意外なところで事件は繋がっていたのである。 【見どころ】  始まり方からは、戦闘シーンの多い物語だと思ってしまうが、どちらかというと探偵物語に近い。  主人公はモーリスとサリーだと思われるが、候補生であるケイとその幼馴染みの清良との恋を巡っていろいろと画策などをし解決していくことが二人の目的の中にある。  モーリスはその性格ゆえに、一途であることを信じてもらえないように感じるが、サリーの本心は分からないもののケガをさせてしまったことを後悔しているシーンもある。 ケイと清良の恋愛事情については、サリーも無関係ではなく複雑な心境に。  ただの恋愛事情ではなく、軍内での上下関係や裏取引など複雑に絡み合い一筋縄ではいかぬ状況。果たして二人はこの幼馴染同士の恋を解決に導くことは出来るのだろうか?  そしてモーリスの恋は報われるのだろうか?  この物語の結末を、ぜひその目で確かめてみてくださいね。お奨めです。 *備考2-5. 心に残る男の影①まで拝読

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crazy's7

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でも、ひよこ鑑定士、全然関係なかった。。。