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四字熟語 百合小説

すべてが四字熟語で成り立つ『498文字』の百合模様。

 学生、義理の姉妹、社会人。  三組の百合が、たったこれだけの文字数に凝縮されています。  しかもただ四字熟語が並べられているわけではありません。  互いを想い合う二人の女性がしっかりと見えくる、そんな四字熟語が並べられているのです。   それぞれの関係性は百合のセオリー通り。  なのに言葉のチョイスが上手くて不意をつかれる。  四字熟語のポテンシャルを見せつけられました。  そして私は読み終えてすぐ、作品に倣って四字熟語を書いてみました。 五百文字 秀逸一作 相思相愛 百合最高 挟男絶許 拍手喝采 屋烏之愛 覗見尊死  もっといろんな百合をこのスタイルで読んでみたい! と思った秀逸な一作です。 ◆  余談になりますが私は最初、四字熟語だからと『文字』を意識して読んでいました。  しかしだんだんと『ルビ』が振ってあるように見えてきて、なんとも奇妙な『ゾーン』に入っているような感覚を覚えました。  ネタに見えますが、真面目に「読める、読めるぞ!」となったのです。  この四字熟語だけの作品。  不思議な引力のあるお話でした。

5.0
1
mochi*(読み専)

『エージェントは異世界で躍動する!』

この主人公、絶対に何処ででも生き残れる

 エージェント。それは仲介業者の方ではない。所謂、間諜の方だ。  主人公タイガは殺伐とした世界で、組織に縛られていた存在。なまじスキルが優秀なものだから重宝されていたとも言えるけど、危険と隣合わせで常に任務の成功のためだけに生きて来た。  任務の達成のためには、切り捨てなければならないものがある。目の前に救える対象があっても、任務のためには目を逸らさなければならない事が。それが出来るからこその、一流エージェント。  そんな彼が突然、異世界転移。  普通の世界でもそれなりの実力者だったので、そのままの彼でも十分異世界で生き残れる強さがあったのだけど、この世界で彼は更に半端ない力を持つ。  常に冷静に物事を分析し、最適解を見つけ対応していく彼は、天性のタラシでもあって……。元の世界ではできなかった人助け、自分がやれることをやって、無自覚に行動しているだけなのに、それがあまりにもスマートなものだから周囲の女の子は彼に夢中。そして男からは畏怖される。  彼が異世界に来る事になった理由、本当の敵はいったい何なのか。謎をはらみつつも、ライトなコメディの雰囲気で軽快に物語は進む。  でもやはり魅力の本質は、彼の圧倒的強さと頭脳を駆使したバトル。  強い主人公好きの人におすすめ!

5.0
0
MACK

「ノヱル、神を否定しろ」—Noel, Nie Dieu.—

ゲーム化して欲しいアクション系ダークファンタジー

 コミカライズして欲しい、アニメ化して欲しいという作品は多いですが、こちらの作品に関しては、ゲーム化して欲しいと思ったのが最初の印象です。  神を殺すべく作られた人型戦略支援躯体であるヒトガタの主人公が、神の軍勢による蹂躙の果て、朽ちて行く世界になおも現れる異形の天使たちと戦うダークファンタジー。  Ⅰ;Gun Parts Childrenの前半は、主人公ノヱルと山犬両名の能力を紹介するかのようにバトルシーンが続きますが、このノヱルが銃を次々と入れ替えます。本人も自分の性能を理解していないので試行錯誤が続き、状況に応じて使用する銃をどんどん変更。  遠くから狙撃する鳥銃、速射性の双銃、猟銃、騎銃……。その入れ替えがとにかくかっこいい!ダークファンタジーは中二心をくすぐられてナンボ、みたいなところがあるのですが、これはもうワクワクしますね。  山犬についても、やっている事は残虐なのだけど、彼女の明るい性格と、食いしん坊でいつもハラペコ感があるのも可愛い。  チート級に強くなる片鱗を見せながらも今は進化前と言う感じなので、今後の彼らの成長も楽しみであり、先行していた一基目とどう関わって行くのか、彼らに神殺しを命じた男は何処に?神とは?天使とは?等と、ストーリー自体も目が離せません。  状況描写が上手い筆力の高さから、残虐シーンはヘヴィですが、キャラの個性のおかげで一歩引いて読めるので、グロめの描写が苦手な人も読みやすいかと。  ルビがハイセンスで、言葉遊び的でもあり、それもこの作品の見どころの一つです。

5.0
0
MACK

最近の「いいね!」

小説家になろう恋愛書籍化コミカライズ連載:67話

ガリ勉地味萌え令嬢は、俺様王子などお呼びでない

人は見た目じゃない

第一部は俺様王子編。 傲慢俺様なイケメン王子が『良い』と思えるのは、ヒロインが王子のことを好きになることが前提かつ、ヒロインとのふれあいで傲慢で俺様なだけではない王子の奥底にある良さ等が見えてくるからであって。 ヒロインに好きな人がいて王子のことはこれっぽっちも好きではない場合、権力と自身の魔法の力に物を言わせて人の話を聞こうともせず迫ってくるような俺様っプリは、『キュン』とするどころか『ただただ壮絶に面倒くさい』としか思えないんだな……と乙女ゲーマーとして目から鱗が落ちる思いがした。この手のタイプは乙女ゲではわりとメイン攻略対象として存在するので……前提と視点が違うとここまで意味合いが変わってくるのか……と。 王子の言動と彼自身が迷惑でしかないヒロインと、王子に憧れているヒロインの友人との会話での分かりやすい見え方の違いにめちゃめちゃ納得した。 第二部は俺様王子の弟の腹黒王子編。 第一部は学園内でことが収まっていたけれど、第二部はガッツリ王家が絡んできてヤバさが一段とアップ。 人の話を聞かない第一王子の次は、やはり人の話を聞かない第二王子に王妃と、この国の行く末が非常に不安になる。 が、番外編で第三王子が登場し、なんとかなるのではないかと一息つける。 物語全体を通して会話のテンポがよいので読み進めやすく、最初から最後まで一気に楽しく読めた。 いつも全力で好きを押し出すシャリーナと、困惑しながらも段々惹かれていくリオルの二人が可愛い、物凄く可愛い。 見た目は地味なガリ勉少年で、しかも魔法が使えないという欠点があるけれど、シャリーナの為に己が頭脳と持てる力を全力で使って戦うリオルは本当にカッコイイ。

小説家になろう恋愛連載:30話完結

薬師の魔女ですが、なぜか副業で離婚代行しています

恋愛ジャンルになっているが、他者の恋愛に絡んだことを仕事としている物語でヒーローとヒロインの間に恋愛は始まっていない(今後もしかしたら始まるかもしれない? というような匂わせ雰囲気で終わっている)ので、ジャンルタグつけが間違ってる訳ではないが求めていたものとは違う……という複雑な読了感だった。 物語自体はさくさくとテンポよく読めて悪くなかったので、恋愛ではなくファンタジータグであれば気持ちすっきり終えられたのになあ……と思った。

小説家になろうヒューマンドラマ連載:88話完結

目的は生き延びること

展開は重めだが、『物語』として面白くて一気に読み終えた。 最終的にヒロインに想いを寄せる相手が、半分血のつながりのある義弟と、そうとは意図しないままヒロインを追い込んで、心と体に傷を負わせる原因を作った婚約者の王子の2人なのが、ああーーー……という気持ちに。 恋愛ものではないので、二人とヒロインがどうなるかは描写されないまま終わるが、個人的には義弟派。