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オルタナティブ・ダークシード ~金の瞳と魔拯竜の紋章~

美しい世界を、読者も一緒に旅できる

 精霊がいる剣と魔法の世界…これだけの説明なら、よくあるハイファンタジーですが、この作品の一味も二味も違うところはその緻密な世界観。  特筆すべき部分としては、まるで魔法というものが実在するかのようなのです。そして理論が説明できるほどに詳細に組み上げられていて、呪文も取ってつけたようなものではなく、言霊としてリアルな世界でも作用するのではないかというぐらい、よく出来ています。  そのような独特の魔法観は、魔法はこういうものであるという漠然としたイメージを持つゲーム世代には理解が難しいと思いきや、物語の中で少しずつ抵抗なく知って行く事が出来ます。  そしてこの魔法にまつわる問題が、彼らの前に立ちふさがり。  妖魔との戦い、魔拯竜の謎など、物語の中で目を離せる場所がありません。    街や文化についても、サナトとレラの旅を通して、体験するように理解できてしまって、気付いたらわかっていた、知っていたという状態になっているという。  気付けば没入して、彼らとこの世界を旅しているように感じられる作品です。

5.0
1
MACK

四字熟語 百合小説

すべてが四字熟語で成り立つ『498文字』の百合模様。

 学生、義理の姉妹、社会人。  三組の百合が、たったこれだけの文字数に凝縮されています。  しかもただ四字熟語が並べられているわけではありません。  互いを想い合う二人の女性がしっかりと見えくる、そんな四字熟語が並べられているのです。   それぞれの関係性は百合のセオリー通り。  なのに言葉のチョイスが上手くて不意をつかれる。  四字熟語のポテンシャルを見せつけられました。  そして私は読み終えてすぐ、作品に倣って四字熟語を書いてみました。 五百文字 秀逸一作 相思相愛 百合最高 挟男絶許 拍手喝采 屋烏之愛 覗見尊死  もっといろんな百合をこのスタイルで読んでみたい! と思った秀逸な一作です。 ◆  余談になりますが私は最初、四字熟語だからと『文字』を意識して読んでいました。  しかしだんだんと『ルビ』が振ってあるように見えてきて、なんとも奇妙な『ゾーン』に入っているような感覚を覚えました。  ネタに見えますが、真面目に「読める、読めるぞ!」となったのです。  この四字熟語だけの作品。  不思議な引力のあるお話でした。

5.0
1
mochi*(読み専)

『エージェントは異世界で躍動する!』

この主人公、絶対に何処ででも生き残れる

 エージェント。それは仲介業者の方ではない。所謂、間諜の方だ。  主人公タイガは殺伐とした世界で、組織に縛られていた存在。なまじスキルが優秀なものだから重宝されていたとも言えるけど、危険と隣合わせで常に任務の成功のためだけに生きて来た。  任務の達成のためには、切り捨てなければならないものがある。目の前に救える対象があっても、任務のためには目を逸らさなければならない事が。それが出来るからこその、一流エージェント。  そんな彼が突然、異世界転移。  普通の世界でもそれなりの実力者だったので、そのままの彼でも十分異世界で生き残れる強さがあったのだけど、この世界で彼は更に半端ない力を持つ。  常に冷静に物事を分析し、最適解を見つけ対応していく彼は、天性のタラシでもあって……。元の世界ではできなかった人助け、自分がやれることをやって、無自覚に行動しているだけなのに、それがあまりにもスマートなものだから周囲の女の子は彼に夢中。そして男からは畏怖される。  彼が異世界に来る事になった理由、本当の敵はいったい何なのか。謎をはらみつつも、ライトなコメディの雰囲気で軽快に物語は進む。  でもやはり魅力の本質は、彼の圧倒的強さと頭脳を駆使したバトル。  強い主人公好きの人におすすめ!

5.0
0
MACK

「ノヱル、神を否定しろ」—Noel, Nie Dieu.—

ゲーム化して欲しいアクション系ダークファンタジー

 コミカライズして欲しい、アニメ化して欲しいという作品は多いですが、こちらの作品に関しては、ゲーム化して欲しいと思ったのが最初の印象です。  神を殺すべく作られた人型戦略支援躯体であるヒトガタの主人公が、神の軍勢による蹂躙の果て、朽ちて行く世界になおも現れる異形の天使たちと戦うダークファンタジー。  Ⅰ;Gun Parts Childrenの前半は、主人公ノヱルと山犬両名の能力を紹介するかのようにバトルシーンが続きますが、このノヱルが銃を次々と入れ替えます。本人も自分の性能を理解していないので試行錯誤が続き、状況に応じて使用する銃をどんどん変更。  遠くから狙撃する鳥銃、速射性の双銃、猟銃、騎銃……。その入れ替えがとにかくかっこいい!ダークファンタジーは中二心をくすぐられてナンボ、みたいなところがあるのですが、これはもうワクワクしますね。  山犬についても、やっている事は残虐なのだけど、彼女の明るい性格と、食いしん坊でいつもハラペコ感があるのも可愛い。  チート級に強くなる片鱗を見せながらも今は進化前と言う感じなので、今後の彼らの成長も楽しみであり、先行していた一基目とどう関わって行くのか、彼らに神殺しを命じた男は何処に?神とは?天使とは?等と、ストーリー自体も目が離せません。  状況描写が上手い筆力の高さから、残虐シーンはヘヴィですが、キャラの個性のおかげで一歩引いて読めるので、グロめの描写が苦手な人も読みやすいかと。  ルビがハイセンスで、言葉遊び的でもあり、それもこの作品の見どころの一つです。

5.0
0
MACK

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親の歪んだ教育方針により世俗に疎くすれていないヒロインのため色々とおぼこいが、助けてもらった先の家で色々と教わり、『自分』を出せるようになっていく変わりようが良かった。こういう、若干テンションのおかしいヒロインは好き。 ヒーローも少々珍しいタイプで好ましかった。 さくさくとテンポ良く話が進むため、じれじれな恋愛ではあるがイラつくほどの長さではなくニマニマと過程を楽しめた。悪党が断罪されているのもよき。 軽めですっきりと読了できる作品だった。

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