【完結済】犯罪スキルの黒魔法で医者をやってるわけだが ~とある救急医の異世界カルテ~
最終更新:2022/2/15
作品紹介
【医師監修作品 完結しました!】 都内中小病院で、場末の救急医として勤務する佐野トオル34歳。週3回の当直勤務で、くも膜下出血を発症、過労死する。気づけば、女神の御前におり、妻と発達障害の息子を天国から見守らせてほしい、と願い出る。しかし、女神から、てめぇの魂は薄汚れている、と一蹴、異世界へ転移させられる。異世界アンダンテでは、12歳の鑑定の儀で『鑑定色』が判明し、職業と運命が決まる。『黒』と判明した者は、暗殺師、娼婦など、アウトローなスキルしか持たず、世界から最低辺の存在として迫害されていた。鑑定色:黒の若者のみを収容した職業訓練所は、訓練効果が無ければ殺されるというハードボイルドな場所で、トオルは『訓練所のゴミ』と揶揄される第5組に属する青年サーノに憑依する。世界のド底辺で、生き残るためには、這い上がるしかない。女神が与えた鑑別スキル、現代医学の知識・技術、そして、敵に悪影響を与える黒魔法という、およそ医者に似つかわしくない能力で、どうやって最高の医療チームを作っていくのか。これは、現役医師が描く、異色のヒューマンドラマ、いや、コメディである。 最終話末尾に、選考用の400字あらすじがあります。
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