お侍さんは異世界でもあんまり変わらない
最終更新:2024/2/18
作品紹介
《第7回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞、ComicWalker漫画賞受賞作》 第一巻、第二巻がMFブックス様より発売中。頑張って加筆しておりますので、書籍版も是非。コミカライズ企画も進行中です。 全力で戦うことのできる相手が何処を探しても見当たらず、武者修行中の男は退屈していた。『どうか見たことも聞いたこともない難敵と巡り合わせて下さい』と、大して信じてもいない神仏に祈りを捧げるほどに─── これは、チートもスキルも持っていないお侍さんがその身一つで剣と魔法の世界に転移する物語。 自分の武士道を1ミリも曲げる気のない男は、果たして異世界でも変わらずに生きられるのでしょうか。 「もし、そこの者たち。食事中にすまない。少し道を尋ねたいのだが」 魔物なんて知らないお侍さんは、ゴブリンを原住民だと思って話し掛けます。 「冒険者としての在り方に口を出すのは構わんが、俺の生き様にまで余計な世話を焼くつもりなら容赦はせんぞ。互いに道を譲れぬのなら、後は剣を抜くしかあるまい」 相手がギルドマスターだろうが貴族だろうが、気に入らない相手にはブチ切れます。 「おい、小便なら付き添うぞ。一人では危ないだろう」 「俺はお前より年上だっつってんだろうが!!何回言わせんだテメー!!」 他種族の存在を知ってもなかなか信じようとしません。 魔法、ダンジョン、魔物、冒険者、騎士、貴族。 ファンタジーな世界を現代人とは違った目線で満喫するお侍さんの冒険譚をお楽しみください。
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