平凡女にはハズレ男が妥当ですか?
最終更新:2021/4/3
作品紹介
私の名前は高木紗英。 「夢は結婚して幸せな家庭を築く事!」 だけど28歳になった今も結婚出来ていない。 結婚なんて誰でも出来るって思ってたのに……。 顔もスタイルも普通な平凡女の私。 当然、学生時代からずっと男性から声がかかった事は無い。 だから自分から男性にアプローチしようと婚活イベントに参加する事にした。 イベント会場で出会ったのは「結婚なんて人生捨てる様な物だろ!」っていう無愛想な男ーー高木 悠斗。 明らかにハズレ男でしょ? 何で婚活イベントに参加してるのって思うよね? 他の男性陣、バンド活動をしていて爽やかでイケメンな樹さんか、本好きで大人しそうな裕真さんを狙おうとしたのだけれど……同席した女性陣は女優の様な綺麗系女子の優樹菜さんと、小説の執筆が趣味のおっとりでぽっちゃり女子の茜さん。 どう見ても普通で特徴の無い私はどうしたら良いの? これどう見ても無愛想なハズレ男と一緒にされる流れだよね? プロフィールカードを元に席を決めたっていうけど、イベント会社も私に無愛想な彼がお似合いだって思っているの? 「平凡女にはハズレ男が妥当ですか?」 ハズレ男を押しつけれそうになった紗英が取った以外な行動とは? モテない平凡女子とシャイで無愛想な男性の出会いのストーリー。 知っていますか? ただ触れあうだけで感じる命の温もりを……。 覚えていますか? 初めて異性と触れあった時の感動を……。 『それは自分勝手な人生を変えるものになりますか?』 『それは一生をかけて守りたい誓いになりますか?』 平凡であっても誰かの特別になれますようにーー。
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