ちょっとお菓子なクローディア~侯爵さま、無茶ぶりはおよしになってくださいませ!~
最終更新:2022/3/17
作品紹介
こんにちは。皆様、私はクローディアと申します。しがない男爵家の娘でございます。 自虐にはなりますが、たいして美人でもなく、平々凡々な娘でございます。 そんな私ですが、人とはちょっと違う特技がありますの。それは、妖精を視ることができるのですわ。 ふふふ。すごいでしょう。でも周りの皆は、6歳児が想像を楽しんでるんだろうと、あまり信じてくれないのです。寂しい限りです。まあ、私以外、視えないのだから仕方ありませんね。 そんな私の将来の夢は、私の住むユールリア大陸を旅をして、その土地の妖精に会う事なのです。 ああ、どうかその夢がかないますように! それまでは、日々勉強に励みながら、畑を耕し、のんびりと過ごしていきたいのです。畑仕事を貴族がするのか?と突っ込まないでくださいね。私の家、グレームズ男爵家は庶民すれすれの底辺貴族なのですわ。あ、これを言うとお父様に叱られてしまうかもです。 あら、何やらメイドのミカがこちらにやってきますわ。何を慌てているのでしょう。え、お父様が呼んでいる? それも顔を青くして急いでいる? まあ、何かあったのかしら?早速お父様に聞いてみなくては。 ではでは結果はのちほど。読んでいただけたらと存じます。 ※恋愛色はかなりかなり薄めです。お子様ですから(笑)
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