現代から追放で永遠にざまぁ~ 『神Sランク/ユニークスキル』の『無限覚醒(たまにハズレスキルあり)』が凄すぎて、チートハーレム無双が止まらない。だけど、俺は孤高になりたいので、一人にしてほしいのだが~
最終更新:2022/3/11
作品紹介
――ヤンキーの王様『蝉原(せみはら)』にカツアゲされていた時のこと。主人公『閃(せん)』の頭の中に『謎の声』が響いた。 「閃(せん)、お前に最強のチートをやるから、未来の地球で、好きに暴れろ」 閃がもらったのは、今、まさに、閃をボコボコにしているヤンキー蝉原(せみはら)を『奴隷(どれい)にできる力』だった。 気付いた時には、『ハイファンタジー化した未来の地球』にタイムスリップしていた閃。 未来の地球は、『100体以上の魔王が戦争しまくっている戦国時代』だったが、一緒にタイムスリップした蝉原(せみはら)は、どの魔王も瞬殺(しゅんさつ)できる『無敵の力』と『最強の軍勢(ぐんぜい)』というチートを与えられていた。 『無敵の大魔王である蝉原』と、その配下である美男美女の最強軍勢。 その全てが、閃のモノ。 『閃に絶対服従(ぜったいふくじゅう)という縛(しば)り』以外完璧な蝉原は、 「どうにかして、閃を殺して自由にならないと」 と考える。 「まあ、閃みたいな無能のクソ陰キャだったら、いくらでも丸め込めるだろう」 そうタカをくくっていた蝉原だったが、 閃という男は、蝉原の想像をはるかにこえる男だった。 タイムスリップ前の閃は『俺は孤高だ』が口癖のボッチ主義者だったため、 『友達ゼロの陰キャ社会不適合者』という、 とんでもない過小評価をされていたが、 『ファンタジー要素をもった未来世界』における閃は、 『蝉原を奴隷にできる能力』だけではなく、 『無限に覚醒(かくせい)し続ける』という、 『蝉原のソレとは次元の違うチート』を持つ『理想の英雄』だった。 「蝉原、これから俺は『戦争のない理想の世界』を目指すから、その手伝いをしろ。そんな『救世主みたいなマネ』は、極悪人のお前にとって最大の屈辱(くつじょく)だろう? 俺は、お前を許さない。『善人であり続ける』という罰を受けて、死ぬまで罪をつぐない続けろ」 蝉原に対して『考えうる限り最大の復讐(ふくしゅう)』をした閃。 閃は『陰湿(いんしつ)な復讐』を果たしただけ。 事実、『根っからの悪人』である蝉原は、その状況に絶望し苦しむことになる。 だが、閃は、敵味方問わず、全員から、 「この上なく尊(とうと)い、高潔(こうけつ)な御方(おかた)」 と、あがめられるようになっていく。
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