拾い育てた息子が真顔で「母親は女神」と触れ回っていたらしい。
最終更新:2022/11/28
作品紹介
【本編完結済み】 ————————— 「なんだお前大事に大事にされてた口か? 俺の母親は口を開けば“外に出て稼いでこい”だぜ」 「母親なんてうざいったら、どこもそんなもんだろ?」 からかい口調の青年に、追い風のように青年たちの笑い声が響く。 「いや、女神だろう」 普段無口な、教官からも一目置かれる実力の持ち主の口から飛び出た衝撃の言葉に視線が集まった。 ————————— 元《狂乱の二アハ〜蛇蝎の如く嫌われた殺戮兵器、赤ん坊に戻された所を聖女に拾い育てられて救済される。〜》 後日談更新の目処が立ったため、タイトルを変更し、別に設けていたSSをまとめることにしました。 ♢♢♢♢ 【あらすじ】 過酷な幼少期を経て殺戮兵器として育てられた二アハ(混ざり者)は、戦争の集結と共に処分されることが決まる。 しかし処分される瞬間、気まぐれを起こした神の力によって赤ん坊に戻され、癒し魔法の使い手メルルーシェに拾われる。娼婦の母親とすぐに引き離されたニアハにとって、メルルーシェと過ごす時間は新鮮だった。 ♢♢♢♢ 全72話完結 前半は重めシリアスですがちょこちょこ笑い要素はあり。中盤から後半にかけて甘くなっていきます。 どちらかというと世界観重視寄り。子育て+恋愛ものなのでご注意を。 重い話が苦手な方は第4部分「メルルーシェの半日」からお楽しみください。 ——————————— 数ある作品の中、この拙い作品を手に取ってくださってありがとうございます。 未熟者ですがこれからもどうぞよろしくお願いします。 評価や会員ブクマ、とても励みになっています。 応援してくださってる皆さま、ありがとう。頑張って更新します!
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