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作:那珂乃

【完結】ドリーの教室 〜となりの王子は今日も青い

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最終更新:2023/11/3

作品紹介

“水の都”と名高き大陸西部の島国・ドリエシャンには、その地表が“竜の鱗”によって形作られたという伝承がある…。 そんな王国の最高教育機関、王立ドリエシャン学院では王家きっての天才と評判なリオネル・ドリーが学院生活を謳歌していた。 リオネルが所属するゼミナールの生徒は、自身を含めてたったの3人。 片や、リオネルの“同級生”にして学院一の落ちこぼれ、エルヴェ。 片や、自分の才能に自信が持てないリオネルの“弟”、ロラン。 しかもゼミナールの顧問、マティルスは正真正銘リオネルとロランの“父親”。 奇妙な関係性でかたどられた教室。彼らに平凡な学院生活など送れるはずもなく…。 しかし彼らはまだ知らない。 自分たちが後の王国史を大きく動かす、“革命家”の卵であったことを─。 ゼミの研究室として与えられた、50平方メートル足らずの部屋こそ彼らの居城。 学院や王国、そして教室の安寧を守るため日々奮闘する、トライアングル青春学院活劇! 【推しメン原案小説コンテスト最終選考選出作品】 ※以下で記載されているキャラクター紹介文には、本文のネタバレ要素が多く含まれています。 〜主要なキャラクター紹介〜(※ネタバレ注意!) リオネル・ドリー: 王立ドリエシャン学院高等部3年。マティルス研究室の門下生。 ドリー特有の青髪と碧眼を持つ。 「竜児(りゅうじ)」の通り名を持ち、幼少から数々の功績を残してきた稀代の天才“王子”。才覚の高さと正義感の強さから独断かつ単独で勧善懲悪的な行動を取ることも多く、問題生徒として王宮にも学院からも目を付けられている。ドリー序列(王位継承に関わる王家内での階級)11位。 竜の加護により視力が異常に高く、相手の嘘を見抜いたり至近距離からの銃弾を避けることができる。片手剣に変形するブレスレット型の鱗具(リング)「水閃(すいせん)」を装備している。 同級生のエルヴェには友人関係として以上の感情を抱いており、自身が王になった将来は彼を宮廷魔術師として迎え入れたいと考えている。その野望こそ公にしているものの、ただならない己が思慕のことだけはエルヴェ本人含め誰にも明かせずにいる。 エルヴェ・エマヌエル: 王立ドリエシャン学院高等部3年。マティルス研究室の門下生。 小麦色の髪と黒い瞳を持つ。研究室で一番背が高い。 高等部からの編入生。孤児院で育ったのちエマヌエル家に引き取られ、現在は学院寮暮らし。補習と追試の常連になるほど学業成績が芳しくなく、好奇心旺盛で気分屋な性格も相まってたびたび学院教師や寮長に叱られている典型的な落第生。一方、学院へは「特殊部隊育成課程」の特待生として編入した経緯があり、身体能力だけは常人離れしている。 その正体は数百年前に滅んだ大陸西部の魔術国家・モス公国の末裔で、いわゆる亡国の“王子”。王家特有の炎魔術を行使することができ、魔術を使うと生まれつきの赤目がさらに光って目立つため普段は色付きレンズを装着することで隠している。 リオネルと行動を共にすることが多く、しばしば背丈や野菜嫌いをからかっている。ロランは研究室の初めての後輩として可愛がっている。マティルスに関しては大っぴらには言わないものの彼なりに敬意を払っている…が、数学が一番苦手なため普段は怒られっぱなし。 ロラン・ドリー: 王立ドリエシャン学院高等部1年。マティルス研究室の門下生。 ドリー特有の青髪と碧眼を持ち、眼鏡をかけている。 リオネルの弟。文武両道で中等部を主席卒業した優等“王子”。ドリー序列17位。 竜の加護により聴力が異常に高く、遠方からでも個々の声を聞き分けられる。空中で矢に分裂するベルト型の鱗具「時雨(しぐれ)」を装備している。 生真面目で礼儀正しく、父・マティルスや研究室の先輩・エルヴェには相応の敬意を払う。昔から兄・リオネルの無茶苦茶な言動には散々頭を悩ませてきたが、研究室に入ってからは薄々リオネルが抱くエルヴェへの恋慕に気が付きつつある。ちなみに自身はこう見えて美女に弱い。 マティルス・ドリー: 王立ドリエシャン学院高等部の数学教師。マティルス研究室の顧問。 40代半ばで小太りし、髪の青色は若干くすんでいる。 リオネルとロランの父親。ドリー序列23位で竜の加護は受けておらず、鱗具も装備していない。 常に仏頂面を浮かべ、歯に衣着せない言動と合理的だが身も蓋もない指導が持ち味。愛煙家で超が付くほど甘党。 学院教師になる前はラヴェルと共に演劇をしていたが、演技力はあまりなく劇団では事務作業や裏方の仕事がほとんどだった。 天才兄弟の父親でありながら自身の能力はお世辞にも非凡とは言えないため、これまでに培ってきた経験と知識で機転を利かせ、時には変装もしながら研究室の平穏をどうにか取り繕っている日々。その苦労を息子たちにはあまり知られてないが、エルヴェだけは気がついている様子。 ラヴェル: 王立ドリエシャン学院高等部の美術教師。演劇同好会の顧問。 役者兼脚本家で、青年時代はマティルスが属していた劇団の座長を務めていた。教師になった今でも授業がない日は役者業を続けている。

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