わたしを追放？　無駄よ？　何処までも付きまとってやるんだから！　～婚約破棄され、家から追放された悪役令嬢と冒険者パーティーを組み、良かれと思い追放したら、ストーカーになってしまいました～

様々な事情を抱え文字も読めない中、ギルドへ向かい職業特性を調べた結果、最上級回復職に適性があるとの結果が。ただし自分は根っからの剣戟使い。目立つのはダメだということで平凡な剣士を希望……したのだが、手続きの際、あるパーティー追放現場に居合わせた。俺も、手続きしていたギルド嬢もそちらへ目が向いた。どうやら追放された少女は高慢なアークウィザードらしい。無視を決め込んだが、日銭を稼ぐための依頼を受ける際、声をかけられ付きまとわれてしまう事になった。更に注意をそがれていたギルド嬢は痛恨のミスで俺を最上級回復職へ……。これを機に相棒を探していた俺はこの少女に剣士になれと諭す。半年後には剣聖以上の剣の使い手になった少女だが、俺は旅立ちを与儀なくされる……