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作:橘 紀里

最果ての天秤

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未評価

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最終更新:2022/5/8

作品紹介

 過酷な戦場を巡り、命の残り火を回収することを生業としている死神、煉(レン)。彼の他には立っている者とていないその場所で、彼は一人の青年医師と出会う。危機も顧みず戦地での活動に身を投じる青年と繰り返し出会ううちに、煉は、一つの決意をする。  全4話、完結済。  死神の共謀者( https://kakuyomu.jp/works/16816452219233832875 )のスピンオフですが、これだけお読みいただいても大丈夫な作りになっていると思います(本編の登場人物は登場しません)  この物語はフィクションです。実在するいかなる団体とも関係はありません。また、日本の法律では煙草の喫煙は二十歳以上と定められています。二十歳未満の喫煙を推奨するものではありません。

戦争恋愛?死神医師銀縁眼鏡

評価・レビュー

ほんの一握りの望みは、きっと誰かの救いになる

命の選択を迫られる過酷な地帯で医師と死神は対峙する。 過去の過ちを清算するため我が身を省みずに突き進む医師に死神はある提案をして――。 もがき苦しむ人々を救うのは必ずしも神ばかりではありません。運命が理不尽な暴力が地獄へ突き落とすこともあります。 二人の出した答えが救いであればいいと願わずにはいられません。

5.0

かこ

自身を犠牲にして奮闘する医師。その理由と、差し伸べられた救いとは

 紛争地域に『仕事』で訪れた死神と、消えゆく命を救うべく必死に奮闘する医師。二人の出会いが彼らにもたらした運命を描いた、1万字弱の短編です。    命を刈り続ける死神が登場するファンタジー作品です。しかし医師は何故あえて戦地を選び、そこに飛び込み続けるのか。その信念や、『生』について医師に告げる死神の言葉は胸に刺さります。また、現在も世界各地で起こり続けている戦争や紛争に思いを馳せる物語ともなっています。    作者さんの言葉選びがとても好きでこの作品も何度か読み返していますが、読むたびに情景描写や心情描写にも吸いこまれるように見入ってしまいます。  死を扱う作品特有の仄暗さがありながらも、救いを見い出した先に見える光が素敵な物語。多くの方に読んでもらいたい、とても大好きな作品です。ぜひご一読ください。

5.0

tomo