剣鬼と呼ばれた戦闘狂、病魔に蝕まれた最弱令息に転生する ~気が高ぶるとすぐ血を吐くけれど、それでも戦いはやめられない~
最終更新:2023/3/15
作品紹介
クレセンド子爵家に生まれた唯一の男子、アルマは生まれつき重い病に冒されていた。 ベッドから立ち上がるのも一苦労、医者にもいつ悪化し余命宣告されてもおかしくない状況の彼に、当主の座を引き継ぐことは難しく、一部からは「クレセンドの面汚し」とまで囁かれている。 そんな彼は10歳になったある日、とある伝記に触れたことで前世の記憶を思い出す。 それは1000年前、現在では四英雄と呼ばれる者達と旅をし、戦いの為に死を選んだ剣鬼『リバール』としての記憶だった。 リバールの記憶に影響され、元々押し殺していた「強くなりたい」という思いを蘇らせるアルマ。 気が高ぶれば全身に割れるような痛みが走り、喀血も珍しくない体だが、アルマは前世の知識を生かし戦い方を模索する。 そして彼は、長生きよりも今を優先し、ただがむしゃらに、あくなき戦いの日々を目指し突き進んでいく。 ※カクヨムでも先行して公開中です。
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