[完結]銀色の兎姫 ――母を亡くした一人ぽっちの少女と、母の顔を知らぬ軍人王子との、愛を知るまでの物語。
最終更新:2024/2/20
作品紹介
震える少女は和平を背負い敵国へ――政略結婚で出逢ったのは、生真面目で心優しい軍人王子。「これが俺の妻か。小動物のようだな」…… 村娘だったシェリエンはある日姫として取り立てられ、和平条約のため元敵国である隣国へと嫁ぐ。夫となった王子は、武人という言葉のほうが似合う逞しい青年。最初は素っ気なく見えた彼が本当は優しい人だと気がつき、シェリエンは徐々に心を開いていく。 夫婦や恋人というよりは、親子か兄妹のようにも。ゆっくりと、けれど確実に穏やかな信頼関係を築いてゆく二人。手を取り合い、ようやく心を通わせ合ったかに思えた矢先、二国の間は揺れ動く――。 ✳︎第3回一二三大賞最終候補作/ネトコン11一次通過 ⇒その後、完結しました(12/25) [政略結婚、淡恋、戦闘、謀略、成長…… 母を亡くした一人ぽっちの少女と、母の顔を知らぬ軍人王子との、愛を知るまでの物語。] しみじみのんびりと淡い恋を応援してくださる方向け(とても広義なら、愛することはないからの溺愛といえなくもないかもしれません……?)。 後半は切ない/シリアス展開が続きますが、ラストはハッピーエンドです。二人を見守っていただけたら嬉しいです。 ※事務連絡:11/28に部分削除による話数調整を行いました(「銀の兎」元の2-3部分を1頁に統合、内容変更なし/おまけ&幕間エピソードを整理、位置調整)。 ブクマしてくださっている方には栞の位置がズレている可能性がありますので、恐れ入りますがご注意くださいませ。/ (・政略結婚がテーマの一つであるため、最低限の性的表現を含みます(描写ではなく、概念的なもの)。念のためR15指定をしていますが、基本的にはほのぼのです。 ・二国の対立構造という設定上、シリアス展開や戦争等を含みますが、詳細な残虐描写はありません。 ・あくまで創作として、作者なりに設定した架空の世界を舞台に書いています。現実の歴史や社会等との齟齬が気になる方にはおすすめしません。 ・他サイト掲載あり/なろうが最新)
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