幼馴染みが最強なのに無自覚だったのは、ずっと隣に俺がいたから。~史上最高の魔法使いと、劣等生扱いの無効化使い~
最終更新:2023/4/28
作品紹介
ラーズと幼馴染みのミリアは、民間の魔法学校に通う一般平民だった。 物語の主要人物が通うような王都立の魔法学園ではなく、何の変哲もない普通の学校。しかしある日、ミリアがその王都立魔法学園への特別編入が許可された。飛び抜けた才のない自分がどうしてと、不安がる彼女は、ラーズも一緒にと誘う。 「ミリアは俺が守る」 特例中の特例として、幼馴染みを守ると誓った彼は共に入学すると決めた。 ある種の奇異の目を向けられるラーズだが、入学後すぐミリアと一緒になって担当教師から呼び出しを受ける。そうして向かった先にいたのは、魔法学園の長――グラドニア。 彼はラーズとミリアを引き離すと、少年に向けて強力な魔法を放つのだった。 だがしかし、 「あ、れ……?」 万事休すかと思われた時、その魔法攻撃は霧散する。 そして学園長、グラドニアは告げた。 「お前には、特別な才能がある」――と。 その一方で、幼馴染みのミリアにもある事実を告げられていた。 これは互いを思い合う幼馴染み同士が、手を取り合って困難に立ち向かう物語。
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