ウィステリア公爵令嬢奮闘記~転生したのは破滅間近の死にゲー世界
最終更新:2023/9/6
作品紹介
母の死と同時に思い出したのは前世の記憶だった。そこでは私こと、朝日奈結衣はとあるゲームの開発責任者だった。だがゲームの発売直前に呆気無く死亡。所謂過労死と言う奴だ。そして生まれ変わったのが、自分が開発していたゲームのNPCの1人、ウィステリア公爵令嬢だった。 ここまでは割と?よくある話。だが普通と違ったのは、この世界、ダークムーンという世界がダークファンタジー尚かつ、死にゲーと呼ばれるジャンルだったことだ。最高レベルのキャラクターでも、死ぬときにはあっさり死ぬ。戦闘で死ななくてもイベントで死ぬ。チート能力を手に入れてようやく一安心。そういった世界。しかも世界の崩壊まで迫っている。 幸いにも転生したのは、自分が作ったバランスブレーカーとも言える、最強キャラクター。何でもできる悪役令嬢ならぬ、百役令嬢。しかしそんな私にも、ちゃんと死にフラグとイベントがある。そして例え生き残ったとしても、世界が崩壊したらどうしようもない。だが絶望するにはまだ早い。 バッドエンドのイベントが蔓延する世界で、私はハッピーエンドを目指す。持ち前の用心深さを生かして、自分も世界も救ってハッピーエンドにしてやる。今度の人生は孫に囲まれて老衰で死ぬんだ!……カクヨム様にも投稿してます。 ※一応ダークファンタジーのつもりですが、バリバリにダークな表現は少ないと思います。どちらかと言うとソフトな方かと。もっと言うとコメディ色多めです。R15は念の為です。 ※主人公は用心深い性格ですので、スロースタートです。 ※何もかもチート能力で解決という話ではありません。謀略ものに近いかもしれません。 ※ヒロインはヒドインです。性格は決して良くはありません(ある意味では良い性格かも知れません)
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