四神獣国伝 〜いたぶられた無能な唄姫は、白銀の当主に溺愛される〜
最終更新:2023/11/4
作品紹介
15歳の白美雨(メイユイ)は四大名家・銀狼家の流れを組む、白家の一人娘。けれど両親を幼い頃に亡くし、この国で重要とされる「守護術」の試しの儀式すら参加できず、無能と虐げられていた…。 さらに今や、白家本邸は傍流の叔父と叔母に家をのっとられ、下働きのように粗雑に扱われている。その息子・泰然も、子どもの頃は美雨を思いやってくれたのに「他にこの家にお前の味方なんかいない。お前が頼れるのは俺しかいない!」そう言って年齢を重ねるごとに美雨だけに辛辣になり、彼女を孤立させている。 彼女の唯一の心のよりどころは、最も傷ついていた雪の夜に、一度だけ出会った少年との思い出。いつも役立たずと罵られていた彼女は、彼との記憶と、残されていた壊れた首飾りを心の支えにして過ごしていた。実は、あの雪の夜に発揮されたのは、美雨に秘められた類まれな才能でーー。 「ずっと君を探していた。君をあるべき場所へーー叶うなら、わたしの花嫁として迎えるために」 ついに銀髪の美しい青年と再会したことで、彼女の運命は花開いていく。 ※同じ投稿をエブリスタで先行して掲載しています。更新時期は違いますが、内容は同じです。 https://estar.jp/novels/26058917
評価・レビュー
まだレビューはありません。