白梅奇縁譚〜後宮の相談役は、仙術使いでした〜
最終更新:2024/1/11
作品紹介
こことは違う、何処かの世界。 神泉華大国という国の西方にある小さな村の女の子『白梅』が、世界を知るために旅に出たのが、物語の始まりです。 娘はまだ生まれて間も無く、この村の外れに捨てられていました。それを不憫に思ったお人よし集団の村人により育てられ、やがて娘は旅に出ます。 ところが旅先で偶然、この国の官吏である洪氏を救うことにより命運は大きく揺らぎ、白梅は後宮の部署の一つである『東廠』にて働くことになりました。 彼女の仕事は、後宮の相談役。 尸解仙、つまり仙女である白梅ですが、それほど頭が切れるわけではありませんが、身につけた仙術と体術と戦術を駆使して、後宮でのんびりと暮らすことを決めたのですが。 皇后候補たちの権力争い、後宮に満ちる瘴気、そして敵国の貴妃の後宮入りなどなど、彼女にはゆっくりとする暇もありません。 白梅にとって、本当に心穏やかな日々は来るのでしょうか。 いえ、来ません。
評価・レビュー
まだレビューはありません。