勇者と共に魔王を倒した相棒は、「勇者は一人で魔王を倒したことにせねばならぬ」と追放されてしまうが、親友のためにド辺境で“勇者”を自称する
最終更新:2024/2/1
作品紹介
剣士ラディルは勇者アレスの相棒として、魔王を倒し、王国を救った。 しかし、ラディルに対し国王は「アレスには魔王を倒した勇者として国の重職についてもらうことになるが、その伝説におぬしは邪魔なのだ。なので“いなかったこと”にしたい」と告げ、さらには辺境に行くよう命じる。 これにアレスは憤るが、ラディルが命令に従わなければ、アレスも勇者としての厚遇は受けられないという。そして、ラディルは決断する。 「俺も辺境で“勇者”を名乗って、必ずお前まで名を届かせる! だからお前は勇者としての厚遇を受けろ!」 こうしてラディルは辺境の町で、“勇者”を自称し始める。 そんな中、頭のいい孤児の少女サーナと出会い、ラディルの勇者活動は本格的にスタートする。 ラディルは魔王をも倒した剣の腕を生かし、辺境で様々な事件に立ち向かい、もう一人の“勇者”として名を上げていく。
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