婚約者探しをしている公爵令嬢ですが、隣の王宮騎士が溺愛のうえ魔力を流し続けてきます!?
最終更新:2024/4/14
作品紹介
公爵令嬢シェリル・フォンクは魔力をコントロールできず、命に関わる魔力暴走を起こしてしまう体質。 シェリルの魔力を調整できる人物は、過去に失恋した相手アレン・アッシュフィールドただ1人。 アレンは自身の魔力をシェリルに注ぎ込んで調整をするが本来なら閨でしか行わない手段。 そのせいでアレンが、好きな人と結ばれないと考えるシェリル。 「そこで、だ。シェリル。そろそろ婚約者を見つけないか?」 「こんやくしゃ?」 「この書類には3人の候補者の名が記載されている。その内の誰かと婚約をするならば。お前はあいつに頼らなくても生きていける」 自分の魔力を調整できる人物が、アレン以外にもいると父親から聞いて婚約者を探すシェリル。 しかしシェリルの前に王宮騎士となったアレンが現れて跪き──!? 「公爵様から事情は聞いた。婚約相手を見つけるまでの間、このアレン・アッシュフィールドが君の専属護衛を務めさせていただく」 「!」 婚約者を探さなくてはいけないのに、自身の魔力をたっぷり注ぎ込んでくる自称・専属護衛騎士に困惑しながらも、自分の魔力の真相に近付いていくシェリル。 果たして婚約者は見つかるのか? 執着溺愛系騎士とそれに振り回されがちなヒロインのお話です。
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