最恐魔王、捨て子を拾う 〜捨てられたようだが関係ない、俺が育てる。やっぱり返せだと?今さら遅い、俺の家族に手を出すな〜
最終更新:2021/6/15
作品紹介
獣人族の一族として生まれたヘルは、白い髪という理由から「禁忌の子」として扱われていた。 12歳までは村の中で蔑まれながら一人で生きていたヘルだが、ある日村から捨てられる。 捨てられた場所は、恐怖の魔王がいる領地。 そこで最恐魔王という噂が流れている、ラウノと出会う。 「捨てられたのか。それならば俺の国に来るがいい」 ラウノはヘルを拾い、国へと連れ帰った。 噂とは違う魔王、そして魔王の国の実態。 魔王の国で初めて人の温もり、優しさに触れるヘルは、初めて幸せを感じる。 一方、ヘルを捨てた村は禁忌を追い出したことでさらなる発展を迎える、と思っていたが、村がいきなり強力な魔物に襲われ始める。 村人達は知らなかった、禁忌のヘルが魔物にとても好かれる才能の持ち主だったことを――。
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