梯子の街のニーナ ~婚約破棄から始まる底辺貴族のダンジョン成り上がり冒険譚~
最終更新:2017/9/18
作品紹介
三代前の武勲によって貴族の末席に加えられ、今も声望あるドゥ・シュヴァリエ家。現当主の三男であるテオドールは、自分を婿にと声をかけてくれた子爵家の令嬢アナスタシアを、日々甲斐甲斐しくエスコートしていた。 だがある日、一見些細なことが原因で彼は婚約を破棄されてしまう。王立学院での学業も沙汰やみ、実家にもどったものの、子爵家からの支援が打ち切られたため居場所はないに等しい。意気消沈するテオドールのもとに、幼馴染で二つ年上の旧友ジェイコブから手紙が届く。 それはかつて王国を救った勇者でさえ攻略を完遂出来なかった、巨大な地下迷宮『梯子(ラダー)』探索への誘いであった。 『梯子』の所在地は王国の北方、ユーレジエン州の古都エスティナ。テオドールはその街で、高級娼婦を名のる知的で奔放な美女・ニーナと出会う―― (※)アルファポリス様にもサイト内投稿しています https://www.alphapolis.co.jp/novel/11158051/998130971
評価・レビュー
まだレビューはありません。