聖女として命と引き換えに全人類を救うはずでしたが、そうはならないようです
最終更新:2020/8/5
作品紹介
全人類を救うには一年に一度、神託によって選ばれた聖女が祈りと命を捧げなければならない。全人類の存亡がかかっている以上、聖女として選ばれた者たちはその役目から逃げることはできず、それは公爵令嬢であっても同じこと。第一王子より婚約破棄と共に嬉々として送り出されたレリア=ティレリアント公爵令嬢は歴代聖女と同じようにその命を捨てて全人類を救う──はずだった。「おいおい、なんだこのクソッタレな状況は。そろそろひっくり返そうぜ」これは全人類を救うためという正しく、立派で、文句なんてつけようがない正論を打ち砕く物語である。
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