『冷やし魔大陸はじめました』 監獄暮らしの元王太子は、浮遊都市で国家を跨ぐ (((((((((((っ・ω・)っ - 領土侵犯? 国土を踏んでないからセフセフ -
最終更新:2020/12/28
作品紹介
15歳を迎えると、誰もがユニークスキルを神より授けられる。 だが王太子レグルスは、国王にはまるで向かない「覚醒」と「変換」のスキルを与えられてしまった。 さらにその2年後には、弟が「治水巧者」スキルを手にしたことで、レグルスは王太子の地位を奪われ幽閉されてしまった。 「覚醒」とは聞こえは良いが、ただ眠っている者を起こすだけの外れスキルだった。 そんなレグルスだったが、獄中での暗殺騒動を契機に脱獄を果たすと、偶然にも魔大陸に通じる転移装置を見つける。 そこで彼は今日までの長い間違いに気づいた。 己の覚醒の力は、人ではなく、休眠状態にある古代遺物に使うべき力だったのだと。 かくして魔大陸に渡ったレグルスは管理AIに認められ、放棄された浮遊都市の支配者となった。 「何するかな。あ、手始めに里帰りでもしてみるか。お、大砲発見。これぶっ放したらみんな驚くだろうなぁっ!」 ――後に歴史家は語る。この年、魔大陸の王レグルスは、人類史上最もシャレになっていない里帰りを果たしたと。
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