サムライー日本海兵隊史(第9部)(第二次世界大戦開戦)
最終更新:2017/10/27
作品紹介
1939年8月上旬、土方勇は、新妻の千恵子との新婚生活を始めていた。 愛する妻と新生活を過ごしたいものだ、と思いつつも、妻に明かせない秘密を、新婚前から抱え込むことになったことを、勇は考えざるを得なかった。 妻の千恵子は、全く知らない妻の(おそらく)異母弟、フランス陸軍士官であるアラン・ダヴー、彼のことを、祖父から知らされ、更にその義弟と共闘することを示唆されては。 日本は、再び世界大戦に巻き込まれ、参戦しようとしている。 日本軍、海兵隊は、再び欧州へ赴こうとしている、と勇は考えざるを得なかった。 実際、世界情勢は、急激に悪化する。 1939年9月1日、独ソのポーランド侵攻により、第二次世界大戦勃発、日米も直ちに参戦する。 そして、勇は海兵隊の一員として、欧州へと赴くことになる。
評価・レビュー
まだレビューはありません。