高校の文化祭で、婚約破棄をする浮気者の王子役をやったら、お味噌汁が原因で、本当に婚約破棄をしたがっていると思われた俺の話
最終更新:2021/12/1
作品紹介
Web小説好きの顧問のススメで、演劇部が文化祭で舞台をすることになった。演目は婚約破棄を告げられた貴族女性が、過去の恋を清算して、新しいパートナーを見つけ幸せになるものだ。 主人公は女性。時代背景は西洋世界を模したもの。女性に婚約破棄を告げた相手は、バカな王子で、異世界から来た女性(日本人転生者)と浮気する。バカな王子はけちょんけちょんにされ、貴族女性はパートナーと幸せになる。 浮気男が成敗されるためか、Web小説では人気のある題材らしい。 しかし、演劇部は二名しかいない。 サーフィンが趣味の部員にヒーロー役を任せ、俺はバカ王子役を志願した。そして、主人公と異世界からきた女性役は、助っ人にお願いしてやってもらったわけだが…… 舞台にあがると、なぜか俺は、本当に婚約破棄を告げた人になっていた。 ※『第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』投稿作のため、1000文字以内の話です。 使用テーマは「お味噌汁」 なろラジ大賞の全テーマをワードとして使用しています。
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