ギルドを追放された不殺元冒険者～モンスターは倒さずとも、経験値が得られます～

剣と魔法とモンスターが存在している、ファンタジーな世界。 各地の街には、冒険者ギルドがあった。 そのギルドに所属している、実力があり依頼の達成率も非常に高い、主人公のアラン。 しかし彼は、モンスターは殺さないという冒険者としてはありえないルールを守って活動していた。 冒険者として強くなるためには、モンスターを殺して経験値を稼いでレベルを上げる、というのがその世界の常識だった。 モンスターを殺さないと経験値は得られないと教えられたアランは、それでも生き方を変えるつもりは無かった。 なぜなら彼は、モンスターを殺して経験値を稼ぐ必要がないから。 そして彼は、これから先もずっとモンスターは殺さないと誓う。 ※ギルド側の視点（つまり、ざまぁされる側の視点）は、★マークを付けておきます。参考にしてみて下さい。