もしかして、ここはゲームの中ですか?
最終更新:2016/7/21
作品紹介
「異界の『記憶』かもしれませんね」 不思議な『夢』の相談をしたセレンは、師匠の答えに困惑する。 「前世の記憶、と言ってもいいです」 やがて彼女は、それが『乙女ゲームの記憶』であることに気付く。 同時にサポートキャラの『透(とおる)』を好きだったことを思い出した。 別世界の透もまた、妙な『記憶』を友人に打ち明ける。 「……は? 前世の記憶?」 「そう考えると辻褄が合います」 やがて彼も、それが『乙女ゲームの記憶』であることに気付く。 同時にヒロインの『セレン』を好きだったことを思い出した。 セレンは自分がヒロインのゲームを知らず、透は自分がサポートキャラのゲームを知らない。 二人の出会いは偶然か、それとも誰かが仕組んだものなのか。 そしてこの世界は本当にゲームの中なのか。 ※奇数話:女主人公セレン視点 偶数話:男主人公透視点 たまに別視点の【幕間劇】が入ります。 毎日12時(正午)更新。 40話完結済。予約投稿済です。
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