フェルナース神話―冒険者フランメリックの物語―

　神々が支配しているとされる剣と魔法の世界、フェルナース大陸を舞台に、主人公フランメリックと仲間たちの活躍を描く冒険ファンタジー、第１弾。 　フェルナース大陸を旅する冒険者メリックと、冒険仲間のデュラム、サーラ。シルヴァルトの森という大森林にやってきたメリック一行は、強大な力と不思議な魅力を持つ年配の冒険者マーソル――通称「おっさん」――と出会い、しばらく一緒に旅することに。マーソル曰く、森の奥深くにある遺跡〈樹海宮〉には、遠い昔、神々が地上の種族に与えた神授の武器が眠っているという。 　道中怪しげな魔法使いに魔物をけしかけられたり、マーソルの妻リアルナの一行と出会ったりしながら、旅は続く。そして、たどり着いた遺跡の前で、メリックは自分たちと同じく神授の武器を狙う大国フォレストラの〈狼姫〉、ウルフェイナ王女の一行と遭遇するのだが……。 「古き良き時代の香りがする、剣と魔法、神話と伝説の冒険ファンタジー！」をコンセプトに書きました。古くさい、時代遅れと思われる方もおられると思いますが、よろしければ、ご一読ください。ほんの少しでも、読んで楽しい、おもしろいと思っていただければ幸いです。 　それでは、ごゆっくりお楽しみください。 ※主人公が同性相手に恥ずかしがったりするなど、一部ＢＬ（ボーイズラブ）めいた描写がありますが、物語自体は旅あり冒険あり、異性との交流ありの、剣と魔法のファンタジーです。 　イラスト投稿サイト「カクヨム」でも、公開を始めました。 　Web上に掲載されているオリジナルファンタジー小説のリンク集「Fantasy Novel Guild」にも登録しています。