病弱令嬢の婚約者は女嫌いな王子でした
最終更新:2021/3/27
作品紹介
18歳になった伯爵家の令嬢シェリルは具合の悪い中、夜会に参加していた。病弱でほとんどの時間を領地で過ごしていたため、貴族令嬢として足りないところばかりだと自覚していた。そのため、結婚はせずに静かに暮らしていきたいと願っていた。 義務で参加した夜会で自分の婚約を知った。しかも相手は女嫌いだと有名な第二王子であるオスニエル。 気持ちが混乱したまま、シェリルは婚約者としてオスニエルの離宮で過ごすことに。噂とは違い、オスニエルはとても優しかった。 オスニエルに甘やかされ、優しくされて、少しづつ彼に気持ちが向いていく。 ただ一つだけ気になることがあった。それはオスニエルが亡くなった前の婚約者をまだ愛していることで……。
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