ときに愛は竜の形をしていたり、あらぬ方向に向かったり、隠しきれずにバレバレだったりする
最終更新:2021/5/24
作品紹介
この作品は連作短編集です。 『聖女な私は人間が嫌いだ』人間嫌いな令嬢リリアは、自身に聖女の力があることを知り考えた。この力を利用すれば、望まぬ婚約を避けられるのでは? こうしてリリアは、王宮に押しかけ聖女するに至った。その数年後、聖女として参加した魔王討伐の旅の途中で、リリアは小さなドラゴンと運命の出会いを果たす。 『隠密ちゃんと神官様』勇者一行の一員に選ばれた神官レクスは、姿を消した幼馴染を長年探し続けていた。仕方なく参加した勇者パーティの顔合わせの場で、見つけたのは幼馴染!? 彼女なのか、彼女ではないのか、レクスは勘違いと転倒を繰り返す。幼馴染に呆れられているとは露知らずに。 『政略ではなく戦略では?』魔王を討伐して半年後、天才魔術使いセレンは行き遅れを危惧していた。好きな人がいるにはいるが、今更好きとか恥ずかしい。それなら政略結婚ということにしよう。そういうことにしてしまおう。少なくとも本人にとっては、それが画期的な発想だったのだ。 ※残酷な描写は念のため、連作短編なので視点変更多めです。
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