ヤンデレパートナー。

「付き合ってください！」と顔を真っ赤にして告白してきたのは、迷う余地なき美少女でした。長い黒髪しなやかでちょっと小柄で可愛らしいそんな彼女が告白してきた事実に、何故に自分なんかと？　かなり困惑しました。なりゆきで付き合い始めてみてると、なんというか周囲の目線が変なんです。友人に尋ねてみると震える声で言いました「コウタ……そいつぁヤバい」と言うと友人の広野君は倒れてしまいました。更に尋ねると「彼女は危険だ」と言い残すと、何かに追われるように逃げ出すと離れた場所から断末魔が聞こえました。次々と倒され・消されていく友人に恐怖を覚えていると「……邪魔者は除けましたからっ」と、なんとも可愛らしい笑顔で恐ろしいことを言う、僕に告白してきて付き合いはじめた彼女がそこには居たのです。