スキル《裁縫》は最強でした~無能と追放したのに今さら戻れだなんて調子に乗るなよ~
最終更新:2021/8/23
作品紹介
この世界にはスキルというものが存在する。 人それぞれ異なるスキルを持っているのだが、主人公の ハルト・カルツは戦闘に不向きなスキル《裁縫》を授けられる。 それでもハルトは努力を重ね、この世界の秩序を守る組織《騎士団》に入団した。 更に、ハルトは《騎士団》の中でも実績を積み、下手な戦闘向きスキル持ちの団員以上の活躍をした。 しかし、『スキルが戦闘向きではない』という理由だけで差別され、ハルトは《騎士団》から追放されてしまった。 俺のスキルがもっと強かったらこんなことにならなかったのに──────そう思った瞬間だった。 ハルトのスキル《裁縫》が急激な進化を始めたのだ。 ハルトは、手に入れたスキルの、 《タチバサミ》(ハサミを生成して自由に動かす能力) 《マチバリ》(対象を動けなくする能力) 《ミシン》(触れた相手のスキルを取り込み、合体させて自分のものにする能力) を使って、騎士団を追放した者への逆襲を決意する。 これは、騎士団を追放された少年が、世界最強のスキルで反逆を行う物語である。
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