伝書使は還らず
最終更新:2015/11/4
作品紹介
地球に似た、どこか遠い異世界。レインラント帝国における市民革命戦争に端を発し、やがて北のファールン王国・西のヴージェ皇国による介入戦争(革命継承戦争)へと発展した7年戦争が終結してから、平和な20年が経過しました。 悲惨な戦争を戦った3カ国は、20年の平和を謳歌し、それぞれに文化を花開かせました。ですがこのとき既に、レインラント共和国において、政治的策動が動き始めていたのです。 これは、後にレインラント10年戦争と呼ばれる、かつてない壮絶な戦争が始まる数年前に何が起きていたかを、とあるジャーナリストの記録から紐解くものです。 2015/11/04追加: ネタバレを含んでいますが、登場する政治勢力の思惑や背景をまとめたテキストを用意しましたので、ご参考まで→ http://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/1272521/ ----- 以下、世界の模様を簡単に ・魔法はありません ・科学水準は、1800年代初頭のヨーロッパを概ねご想像ください ・軍事技術としては、原始的な金属薬莢が存在します
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