よろずの運び屋ディルモット
最終更新:2021/9/28
作品紹介
(ネット小説大賞様にてピックアップ&感想獲得&一次審査通過!!) ディルモットは【運び屋協会】に属する【運び屋】である。 今日も今日とて荷物の依頼を受け、ディルモットは気怠い面持ちで、王国の貴族街へと足を踏み入れていた。 薬にしてはやけに大きい四角い茶封筒を、指定された場所に向かい特定の人物に渡すだけの、簡単且つ金払いの良い依頼──のはずだった。 その荷物を届ける前に、ディルモットは一人の少年に荷物を盗まれてしまう。 王子と名乗る少年アールスタインは、荷物の中身を見せてディルモットに交渉を始める。 「僕をギンムガムへ運んでくれ」 魔臓器と呼ばれた失われた魔法の遺物と、アールスタインの言葉により、ディルモットは彼らを運ぶことを決意する。 運ぶ理由は同情でも感心でもない。 ディルモット自身の最初で最後の──過去と決別するためのチャンスであったから。 これは、失われた魔法を巡る一人の運び屋と王子の物語。 更新は水曜日と日曜日が固定。 更新時間はバラバラです。 (アルマーニは気紛れとなります) こちらはRPGをプレイしているような感覚で読んで頂けるダークコメディファンタジーです。 作者・ハマグリ士郎
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