天の限りに昇る月
最終更新:2020/6/15
作品紹介
魔術が一般的な技術として発達した異世界ソサイエ。 魔術文明が隆盛する大陸に並びたつ列強各国は、魔術兵器を用いて大陸の覇権を握ろうと画策し、戦争や謀略などで凌ぎを削っていた。 偶然と不運が重なり、そんな異世界に地球から転移してしまった天野 限(あまの かぎり)は、なし崩し的に人型魔術兵器・グリモアを操るイーリス王国の魔術士となり、統一グランベル帝国との戦争に巻き込まれていく。 地球に生きて還るため、戦争に加担するしかなかった限だったが、敵味方の儚く悲壮な魂の声で満ちる戦場の空に心身を擦り減らし、やがて「誰かのために」と、戦いに身を投じていく事になる。 戦いの果てに異世界で少年が担う役割は、英雄か、あるいは――――。 ダークファンタジーロボット戦記譚。 ※度量衡は地球換算
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