アルカディアは見えない
最終更新:2020/7/26
作品紹介
ハルシュタット帝国の第1皇子マティアスは、いずれ帝位を継ぐときのために、部下集めに余念がない。そんな彼が官僚候補として目を付けたのは、アイクラー公爵家に引き取られたライヒシュタイン辺境伯位継承権保持者のイルムヒルデだった。皇子の学友フィリベルトが彼女を助けたことから、ライヒシュタイン辺境伯位継ぐか継がないか騒動に発展していく。 一方、フィリベルトの叔母シグリは、帝国軍をまとめる優秀な幕僚長である。もともと官僚であった彼女は、くすぶっているところを元帥に拾い上げてもらった恩義があった。 ※主人公はイルムヒルデです。後ろ向きかつ、直接場面はありませんが、暴力を受けていたという設定があるので、忌避感のある方は回避願います。 ※話の中で、視点が一人ではなく、第3者視点になるように書いています。慣れていないので、読みにくいかもしれません。 ※そのほかはいつも通り緩めです。
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