ワールドエンド・テラリウム ~模型屋アトラと竜たちの歌~
最終更新:2023/4/30
作品紹介
「極北の魔王」との戦いは百年におよび、人類はわずかに残った領地で細々と命をつないでいた。 そんな世界で祖父の店を継ぎ、未熟ながらも模型屋を営む少年アトラ。 彼はある日、家に残されていた古いジオラマに入れることを知る。 ジオラマの「中の世界」から物を持ち出すことも、またジオラマと現実をリンクさせることもできた。 同じ頃、街では魔王に立ち向かうべく徴兵が行われていた。 人類最後の遠征となる第十八次遠征隊、都市を曳く巨竜、そして気炎をあげる「勇者」の出現。 巻き起こる混乱と謀略、アトラは模型の力を駆使し、「勇者」とともにそれに関わっていくこととなる。 様々な出会いの中でアトラは何を思い、どのように変わってゆくのか。 そして世界の行く末とは。 模型をめぐる大叙事詩、ここに開幕。
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