暗殺王子の婚約者
最終更新:2022/7/22
作品紹介
スラム街に住むプリーメルは、母親と二人で暮らしていた。 食べ物さえロクに手に入らない状況で、母親は日を追うごとに弱っていった。 そんなある日、レーベン王国で王宮就職試験が告示される。幅広い人材を求めていた。迷宮から宝玉を探し出すのが課題であったが、プリーメルは一日掛けて課題を達成する。 それから二週間後に、レーベン王国の王子であるエウリッヒの口から、王宮就職試験に合格した事と、エウリッヒ自身に暗殺者の過去があり身分にこだわりがない事を告げられる。 プリーメルは覚悟を決めて王城に足を踏み入れる。イタズラ好きの騎士団長のシュタム、凄腕の執事のヴルツェル、陽気な暗部のアストと出会う。 そして大国ポルトン王国の王女であるルーナが、自身をエウリッヒの婚約者にするように、執拗に言い寄っているのを知る。 レーベン王国を乗っ取る目的があるのは明らかであった。 ルーナとの婚約を破棄するために、プリーメルはエウリッヒの婚約者のフリをさせられる。 プリーメルは無事に任務をこなし、ルーナの野望を阻止して、愉快な仲間たちと共にレーベン王国を守る事ができるのか。 スラム街少女と暗殺王子の恋愛関係はどうなるのか。 プリーメルの淡い恋心は揺れる。 ---------------- 【作者が考える作品のセールスポイント】 1.献身的なプリーメルの尊い愛情 2.重い過去と向き合うエウリッヒの懸命な生き様 3.レーベン王国の愉快な仲間たち ----------------
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